FIRE(早期リタイア)を目指す人が急増
できる人とできない人の差
アーリーリタイアメントとFIREの違いが分かりますか?
ひと昔前の「アーリーリタイアメント」とは、高収入の会社に就職し、寝る間も惜しんで働いて蓄えたお金と退職金で不動産を購入し家賃収入を得て老後は悠々自適に生活するといものでした。
「FIRE」とは一般的な収入の会社員や公務員が貯金と投資に励み、なるべく若いうちに資産運用益だけで生活できるような状態を目指すこと。つまり、「FIRE」とは一部のエリートだけではなく、誰しも取り組むことができる考え方です。
FIREを達成するための条件(4%ルール)
FIREについて書かれた書籍では「4%ルール」という言葉が出てきます。
例えば、毎月の生活費が10万円であれば、年間120万円の資金が必要。120万円の運用益を利回り4%で確保するには、3000万円の資金が必要。生活費が毎月20万円であれば、6000万円の資金が必要。
投資には税金がつきもので、配当金を直接受け取る場合は20%課税されます。さらに今後、金融課税を20%から25~30%にするという議論もあるため、実際に必要となる資金はもっと多くなるかもしれません。
そもそも投資で毎年4%の利回りが可能なのか?
日本国内への投資で毎年4%の利回りを確保することは難しいですが、海外に投資すれば荒唐無稽な話とは言えません。
S&P500やNYダウといった米国株式指数に投資する金融商品に毎月資金を投じれば毎年4%の利回りを獲得することは不可能ではありません。
ただし、実際の株式相場はアップダウンがあり、利益が出ることもあれば損失が生じることもあります。
FIREを目指せる人
FIREに憧れる者が多くても、実際に目指す者はごく一部。多くの人は、憧れを憧れのままにして、行動を起こす人は少ない。
あなたはFIREを目指す人たちと新しいコミュニティを作る必要がある。FIREを目指す人の第一歩である。