どうなる米ドル円、日本のインフレ
米ドル円が急激に110円から115円を目指した
10月は急激に円安ドル高となりました。
年内に120円を目指すと予想する声も多いようです。
世界的にインフレ傾向になっており、日本も例外なくインフレ傾向になっています。
インフレ自体は問題ないのですが、問題なのは物価の上昇に給料の上昇が伴わないどころか、コロナの影響により在宅ワークや週休3日制により給料が下がった方も少なくないのではないでしょうか?
海外旅行をしたり、海外の通貨に触れる機会がないと円の価値が落ちていることに気づきにくいかと思いますが、このまま円安に向かい続けると、今まで11000円で買えたものが12000円出さないと買えなくなります。
額面の給料は上がっていても、物価の上昇に追いついていないならば、実は毎年給料が下がっていることになります。
どんな対策ができるのか
当然私たちに円高円安を操作することはできません。
私たちにできることは資産を少しづつでも分散し、適切なポートフォリオを組むことです。
資産を円とドルで50%ずつ保有することができれば、リスクの分散ができて、必要以上に円高円安に恐れることはなくなります。
慣れてくると、円高円安を見極めて、時々は円とドルの保有比率を変えてみるといいのではないでしょうか。